シーズンごとの頭皮ケアがあるって本当?季節ごとに必要なスカルプケア対策

  1. ケア

「春は紫外線、夏は高温や汗。秋は乾燥、冬は寒さや静電気…」

一年を通して、頭皮を取り巻く環境はさまざまに変化します。 こうした頭皮にダメージを与える外部の変化に対応できないと、フケ、かゆみ、抜け毛など、さまざまな頭皮トラブルを招きかねません。

そこで重要になるのが、季節に合わせたスカルプケアです。シーズンごとの頭皮の特徴を知ってふさわしいケア方法を実践すると、年間を通して健やかな頭皮を維持できます。

そこでこの記事では、シーズンごとの視点で頭皮のトラブル予防について紹介しますので、最後までご一読ください。

1.春のスカルプケア

春は、気温や湿度が上昇し始める時期です。頭皮は冬の乾燥によって抑えられていた皮脂の分泌量が少しずつ増えていきます。ただし、春先は紫外線量も増えるため頭皮の日焼けにも注意が必要です。

春のスカルプケアのポイントは下記の通りです。

・紫外線対策
帽子や日傘で頭皮を保護しましょう。特に、ウォーキングやランニングなどの屋外では、頭皮の日焼け防止を忘れないようにしてください。UVカット効果のある帽子や、頭皮用の日焼け止めスプレーを活用しましょう。

・頭皮の保湿
乾燥気味だった頭皮に、適度な保湿を与えるケアが必要です。冬の間は頭皮ケアで乾燥対策に重点を置いていたかもしれませんが、春になったら保湿バランスを見直す必要があります。ただし、必要以上にケアをするとかえって皮脂の過剰分泌を招く恐れがあるので、気軽に使えるさっぱりした保湿アイテムを選びましょう。

・頭皮の清潔さ
皮脂量が増加するにつれ、頭皮を清潔に保つ意識が大切です。春先は皮脂の分泌量が増えるため、こまめにシャンプーやコンディショナーをして頭皮の汚れを適度に洗い流します。ただし、洗いすぎは禁物です。頭皮の水分バランスが乱れないように、優しく丁寧に洗うことを心がけましょう。

そして、春に頭皮を優しく洗い上げるには、マイルドなスカルプシャンプーを選ぶ必要があります。プラスで、保湿成分が豊富なスカルプコンディショナーやスカルプトリートメントのケアも行い、頭皮と髪の水分バランスを整えるアプローチを続けましょう。

具体的には、アミノ酸系の洗浄成分を配合したスカルプシャンプーがおすすめです。肌と同じ弱酸性で頭皮に必要な潤いを残しながら、汚れをしっかりと洗い流してくれます。また、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合されたスカルプトリートメントを併用すると、頭皮と髪の水分量を高め、健やかな状態を保つのに効果的です。

春のスカルプケアをしっかり行い、高温多湿の日本の夏に向けて頭皮の環境を整えておきましょう。

2.夏のスカルプケア

夏は、紫外線量が最も多く、気温と湿度も高い季節です。特に日本の夏は高温多湿で、頭皮にもシビアな環境が続きます。汗や皮脂の分泌量が増加し、ベタつきやニオイが気になる方も多いのではないでしょうか? また、紫外線による頭皮のダメージも深刻化しやすい時期です。

夏のスカルプケアは、次のポイントを意識しましょう。

・紫外線対策
春に引き続き、帽子や日傘で頭皮を紫外線からしっかりと守りましょう。夏の強い日差しは、頭皮に大きなダメージを与えます。外出時は、UV対策を怠らないようにしましょう。日焼け止めスプレーやUVケア効果のあるヘアミストなども活用すると良いでしょう。

・頭皮の清潔さ
夏場は、こまめに汗と皮脂を丁寧に洗い流す必要があります。汗をかく機会が増えるため、毎日丁寧なシャンプーが欠かせません。特に、運動後や外出後は汗と皮脂で頭皮が汚れていますので、かゆみやニオイが気になる前に洗い流すことが重要です。ただし、洗いすぎると皮脂が過剰に分泌されたり、表皮を傷めたりするので、ほどほどにしてください。

・抗菌ケアで雑菌の繁殖を防ぐ
夏用のヘアスプレーなど抗菌成分配合のケア製品を使用し、高温多湿の環境はで繁殖しやすい頭皮の雑菌対策を行いましょう。フケやかゆみ、臭いの原因となる雑菌の増殖を抑えるため、抗菌作用のあるスカルプケア製品の利用がおすすめです。

夏は、すっきりと洗い上げるスカルプシャンプーを選ぶとよいでしょう。ただし、頭皮の水分バランスを保つため洗いすぎに注意し、頭皮や髪の保護効果が高いスカルプトリートメントを併用するのをおすすめします。また、スカルプケア製品を選ぶ際は、天然植物性エキスのペパーミントやユーカリオイルなど、爽快感や抗菌作用のある天然成分の含まれるヘアケア製品を選ぶとよりマイルドなスカルプケアに繋がります。

例えば、メントールやカンフル、ティーツリーオイルなどの清涼成分が配合されたスカルプシャンプーを使って、頭皮のベタつきやニオイを防ぎます。また、グリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症成分や、ピロクトンオラミンなどの抗菌成分が配合されたスカルプトリートメントを使用するのも、頭皮のトラブルを未然に防ぐ方法の一つです。

そして、夏の間は定期的にスカルプクレンジングを行うのもおすすめします。毛穴の奥深くに詰まった汚れを取り除くと頭皮のスッキリ感がアップし、フケやかゆみの防止にも役立つからです。ただし、市販で化学成分を使った強力なクレンジング効果のある製品は頭皮に刺激を与える恐れがあります。あくまで自分の頭皮の状態に合わせて選ぶ点を意識してください。

こうした夏のスカルプケアを怠ると、乾燥が始まる秋以降の頭皮トラブルに悩まされる可能性が高くなります。頭皮環境に厳しい夏のうちにしっかりとしたケアを行い、健やかなコンディションをキープしましょう。

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3.秋のスカルプケア

秋は、気温と湿度が低下し始める時期です。夏の紫外線ダメージによる頭皮の乾燥が表面化しやすく、フケやかゆみが増える傾向にあります。また、乾燥による抜け毛も気になる季節です。

秋のスカルプケアのポイントは次の3つです。

・保湿ケアで頭皮の乾燥を防ぐ
保湿成分配合のケア製品を使用する。秋は空気の乾燥とともに、頭皮の水分量も低下します。しっかりとした保湿ケアを行い、頭皮の乾燥を防ぐことが大切。ヒアルロン酸やグリセリンなどの保湿成分が配合されたスカルプケア製品がおすすめです。

・頭皮マッサージ
頭皮マッサージで、頭皮の血行を促進し、健やかな頭皮環境を整えるケアを取り入れましょう。乾燥による頭皮の血行不良を放置していると、抜け毛やフケ、かゆみの原因になります。スカルプケアで大切な頭皮マッサージの方法としては、指の腹を使って頭皮を優しくマッサージすると血流改善に繋がり、頭皮の代謝機能を高めることができます。

・抜け毛対策
頭皮と髪に栄養を与え、抜け毛を予防しましょう。秋になると、夏の紫外線ダメージの影響が現れて、髪が傷みやすい時期に入ります。髪の成長に必要な栄養を与え、抜け毛を防ぎ、健やかな髪の成長をサポートしましょう。ヘアケアに役立つビオチンやアミノ酸などの栄養成分が配合されたスカルプエッセンスなどを活用するのがおすすめです。

そして、保湿力の高いスカルプシャンプーとトリートメントを選ぶと秋のヘアケアに効果が期待できます。合わせて、頭皮マッサージを行って血行を促進し、頭皮の代謝機能を高めましょう。スカルプエッセンスのほか、ヘアオイルを利用し頭皮と髪に栄養を与えるケアも推奨します。

一例として、ローズマリーやラベンダー、ゼラニウムなどの精油が配合されたスカルプシャンプーを使うと、頭皮の血行が促進され健やかな頭皮環境へと整えます。また、ヘマチンやビタミンEなどの抗酸化成分が配合されたスカルプトリートメントも併用し、頭皮と髪の老化を防ぎ、若々しいヘアコンディションをキープしましょう。

秋は初夏から夏にピークを迎えた紫外線量が低下していく季節です。そのため、夏に受けた紫外線によるダメージを集中的にケアするのにおすすめの時期を迎えます。スカルプエッセンスやヘアオイルにはダメージヘアの補修に特化し髪の内部から健康的な状態を取り戻す効果も期待できるので、ぜひ活用してください。

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4.冬のスカルプケア

冬は、1年で気温と湿度が最も低い季節です。加えて、暖房の使用により頭皮の乾燥がさらに悪化します。また、静電気によるフケや乾燥によるかゆみも起きやすい時期です。

冬のスカルプケアのポイントは次の通りです。

・保湿ケアで頭皮の乾燥を防ぐ
保湿成分配合のケア製品を使用しましょう。冬の頭皮は空気の乾燥に加え暖房の影響で水分が奪われやすい厳しい状態です。こまめな保湿ケアを行い頭皮の乾燥を防ぐ日常的なケアが重要となります。特に、セラミドやスクワランなどの保湿成分が配合されたスカルプケア製品がおすすめです。

・静電気対策
冬に発生しやすい静電気はフケや痒みの原因になります。帽子や上着、マフラーなどを脱ぐ際は静電気を抑えるため、ゆっくりと脱ぎ着する習慣を身につけましょう。また、静電気防止効果のあるスカルプミストなどを活用するのも効果的です。

・頭皮の血行促進
冬場の冷えによる頭皮の血行不良を改善に努めましょう。冬の寒さによる冷えは頭皮の血行を悪化させ、抜け毛やフケ、かゆみの原因になるためです。意識して頭皮マッサージを行って血流を改善し、頭皮の健康を維持します。また、冬におすすめのスカルプケア成分には、ジンジャーやジンセノサイドなどの血行促進成分があります。

そして、冬は保湿力の高いスカルプシャンプーとトリートメントが必須と覚えておきましょう。ヘアドライヤーの使う際は、温風だけを当て続けるのは避けてください。温風と冷風を交互に切り替えてヘアセットすると頭皮の乾燥を防ぎながら静電気の発生を抑えられます。

頭皮マッサージのほか、スカルプエッセンスにも頭皮の血行促進効果があります。

ホホバオイルやマカデミアナッツオイル、アボカドオイルなどの植物由来のオイルが配合されたスカルプシャンプーを使うと頭皮の保湿力がアップし、乾燥予防に繋がります。また、シアバターやココナッツオイルなどの天然保湿成分が配合されたスカルプトリートメントで頭皮と髪に潤いを与え、静電気によるパサつきを抑えるヘアケアも取り入れてみてください。

さらに、冬は室内外の温度差が大きいため頭皮が敏感になりやすい季節でもあります。刺激の少ない低刺激で無添加処方のスカルプケア製品を選ぶと頭皮のストレスを最小限にできます。

ここまで紹介して来たように、シーズンごとの頭皮ケアには異なる特徴があります。ぜひ春夏秋冬の季節の特徴を把握した上で、頭皮に必要なサポート方法を知り、必要なスカルプケア対策を続けましょう。

参照:毛髪にまつわるQ&A – 日本毛髪科学協会

5.まとめ

四季の移り変わりとともに、頭皮を取り巻く環境も変化するため、春夏秋冬に合わせたスカルプケアが欠かせません。

おすすめの方法として、綺和美のスカルプケア製品を取り入れると、一年を通してシーズンを問わず、健康的な頭皮と美しい髪へ導くサポートができます。

ヘアケア製品メーカーである綺和美のスカルプケアシリーズは、天然由来成分を配合した低刺激の無添加処方を開発コンセプトにしていて、頭皮に優しくアプローチするラインアップです。お得な価格で続けられる定期購入に新規登録しデイリーケアに活用すると、毎日のヘアケア習慣を通じて頭皮環境を整え、髪の成長を促進する効果が期待できます。

ぜひ季節の変化に対応できる綺和美のスカルプシャンプーやコンディショナーなど頭皮ケアのシリーズを味方につけ、理想的な頭皮環境を手に入れましょう。

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